単語の中心的な意味合いを持つ語根(root)。数多くの語根があるので全てを網羅すると単なる辞書になってしまうので、当サイトではDUO3.0掲載単語の中でも複数の単語に関連している語根をまとめてみます。これらの語根と接頭辞、接尾辞を組み合わせることで、非常に多くの単語を結びつけることができるので、重要なシナプス・ポイントとしておさえていきましょう。
語源 curi- , cure-
curi- , cure- は、「注意」「心配」というイメージを持つ
cure と sure はどちらも同じ語源からの派生であるが、心配無用という意味の secure(se+cure) と 心配せずに確実なという意味の sure が同じ意味となっている。つまり、cure と sure だけでは、心配・気遣い(cure)と安心・確かな(sure)と、別の意味となるので間違えないようにしましょう。
secure = sure , cure ≠ sure
一説には、この secure から s(ec)ure とかっこ内の (ec) を取り去って sure になったとも云われているが、難しく考えずに、「ふ~ん、そんなものなんだ」程度で、cure と sure のイメージをしっかりとインプットすることが大切です。
curi- , cure- の関連語
accurate
(DUO 1806-392) ac- ~の方向に + cure 注意、心配 + -ate のある(形容詞化)→ の方向に注意を払った → 注意して行われた → 正確な、精密な
※ この cure における「注意」は、「気を配る」「配慮する」というイメージ
↳ accurately
(DUO 1806-392) ac- ~の方向に + cure 注意、心配 + -ate のある(形容詞化)+ -ly (副詞化) → の方向に注意を払って → 注意して行われて → 正確に、精密に
↳ accuracy
(DUO 1806-392) ac- ~の方向に + cure 注意、心配 + -acy (名詞化) → の方向に注意を払うこと → 注意して行うこと → 正確さ、精密さ
secure
(DUO 2084-450) se- 離れて + cure 気遣い、心配 → 心配から離れる → …を確実なものにする
↳ security
(DUO 2084-450) se- 離れて + cure 気遣い、心配 + -ity こと(名詞化)→ 心配から離れること → 安全の確保、警備
curious
(DUO 1447-311) curi- 注意、心配 + -ous ~に満ちた(形容詞化)→ 注意に満ちた → 注視しまくっている → 好奇心の強い
↳ curiocity
(DUO 1447-311) curi- 注意、心配 + -ocity 多い(名詞化) → 注意に満ちていること → 注視しまくっている様子 → 好奇心