dismissal の語源と意味

Library in Wiener

(DUO 1878– 406) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号1878と英文番号406を示している

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語源 dis + miss + al

dis- 離れて + miss 送る + -al こと(名詞化)

【シナプス・ポイント】
dis-  と  miss  と  -al  を繋げると、
離して送ること → 何事かから離して送り出すこと → 職から離して送り出すこと → 解雇 / 意見などから離して送り出すこと → 却下

 ↳    dismiss
(DUO 1878– 406)  dis- 離れて + miss 送る → 離して送る → 何事かから離して送り出す → 職から離して送り出す → …を解雇する/ 意見などから離して送り出す → …を却下する

 ↳    dismissal
(DUO 1878– 406)  dis- 離れて + miss 送る + -al こと(名詞化)→ 離して送ること → 何事かから離して送り出すこと → 職から離して送り出すこと → 解雇 / 意見などから離して送り出すこと → 却下

接頭辞 dis-, dif-, di-

dis-, dif-, di-
には、「分離」「否定」「反対」というイメージがある。
他にも「否定」「完全に」「外へ」の意味を持つ。
接頭辞 de- も同じような意味を持っているので、かなり紛らわしくなっている。
どちらもラテン語由来なので仕方のないことではあるのだが、dis- の方が「否定」で使われていることが圧倒的に多い。

※かなり多くの単語に使われる接頭辞で、
 動詞の前に付く : 離れた、 反対の 意味を持つ。 「離反」と覚えるとよい。
 名詞・形容詞の前に付く : 無、不 の意味を持つ。 「不」と覚えるとよい

dis-, dif-, di-  の関連語

disaster
(DUO 477– 99)  dis– 反対の意味 + aster 星 → 不幸な星回り → 大災害、惨事

 ↳    disastrous
(DUO 477– 99)  dis– 反対の意味 + aster 星 + -ous のような(形容詞化)→ 不幸な星回りのような → 悲惨な、悲劇の

discovery
(DUO 274– 56)  dis- 反対の意味 + cover 覆う + -ry こと(名詞化)→ 覆わないこと → 発見、発見すること

 ↳    discover
(DUO 274– 56) dis- 反対の意味 + cover 覆う → 覆わない → …を発見する  

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語根 mit, mise, mess, miss

mit, mise, mess, miss は、「(別の場所へ)送る」(send) というイメージを持つ

mit, mise, mess, miss  の関連語

submit
(DUO 1673– 361)  sub- 下に + mit  送る → 下からモノを送る、自分を下の存在として送る → …を提出する、…に服従する

 ↳    submission
(DUO 1673– 361)  sub- 下に + mit  送る + sion こと(名詞化) → 下からモノを送ること、自分を下の存在として送ること → 提出、服従

 ↳    submissive
(DUO 1673– 361)  sub- 下に + mit 送る +  sive の、のような(形容詞化)→ 自分を下の存在として送るような → 服従的な

omit
(DUO 1673– 361) o-(=ob-) 反対に + mit 送る → 反対に送る → 反対に送って合わせない → …を省略する

emit
(DUO 1673– 361)  e-(=ex-) 外に + mit  送る → 外に送る → 内側のものを外に出す → …(熱やガスなど)を出す、放つ

 ↳    emission
(DUO 1100– 237)  e- 外に + mit 送る(send) + ion こと、もの → 外に送ること → 排出、放出