(DUO 1208-260) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号1208と英文番号260を示している
語源 ad + equ + ate
ad- の方に + equ 等しい + -ate (形容詞化)
【シナプス・ポイント】
ad- と equ と -ate を繋げると
等しい方向にする → 目指す方向に等しくする → (ある目的には)十分な、まずまずの
接頭辞 ap-=ad, af, ag, al, an, at, ar, as, ac
ap-=ad, af, ag, al, an, at, ar, as, ac : ~の方へ(to)
ラテン語 ad 由来の接頭辞。ad に続く語根の先頭のスペルによって ad 以外の ap や at など様々に変化する。
ap-=ad, af, ag, al, an, at, ar, as, ac の関連語
admit
(DUO 917– 200) ad- ~その方向に + mit 送る(send) → ある方向に意図的に送る → …(入学や入場)を許可する、入れる、認める
↳ admission
(DUO 917- 200) ad- ~その方向に + miss 送る(send) + -ion こと、もの(名詞化) → ~その方向に送ること → …に入場を許すこと、受け入れること → 入ることの許可、入場料、認める発言、白状
affect
(DUO 1104-238) af- (=ad-) その方向に + fect 作る・作用する → その方向に作用する → …に影響を及ぼす、作用する
↳ affection
(DUO 1104-238) af- (=ad-) その方向に + fect 作る・作用する + -ion こと(名詞化)→ その方向に作用すること・心を動かすこと → 愛情(love)
↳ affectionate
(DUO 1104-238) af- (=ad-) その方向に + fect 作る・作用する + -ion こと(名詞化)+ ate のような(形容詞化)→ 心に作用するような → ハートにグサッと突き刺さるような → 愛情表現が豊かな
※ affect から affection/affectionate は意味がかなり隔たっているように見えるが、こうして語源レベルに落とし込んでみると、意味の繋がりが見えてくる。まさにシナプス効果といえよう。
もし、丸暗記だけであったら、似ているのみ全く意味の違う単語として認識できず、何の関連性も生まれない。
この affection の意味が「愛情」というように意味合いが狭まっているのは異質ではあるが、affect と affection の関係性を理解しておけば記憶に刻みやすい。
apply
(DUO 257-53) ap- (= ad- ) その方向へ + ply 折る → 折り重ねて当てる → 適用する、申請する
↳ application
(DUO 257-53) ap- その方向へ + plic 折る + -ate (動詞化)+ -ion こと(名詞化) → 折り重ねて当てること → 応用、適用、申し込み、アプリケーション
↳ applicant
(DUO 257-53) ap- その方向へ + plic 折る + -ant ひと、もの(名詞化)→ 折り重ねて当てるひと → 申込者、応募者
語根 equ
equ: 等しい (= equal)
※ 日本語のイコールと同じ
equ の関連語
equality
(DUO 19-5) equ 等しい + -al (形容詞化) + -ity(名詞化) → 等しいこと → 平等
↳ equal
(DUO 19-5) equ 等しい + -al (形容詞化) → 等しい、同等の
↳ equally
(DUO 1679-362) equ 等しい + -al (形容詞化)+ -ly(副詞化) → 平等に
equator
(DUO 1067-231) equ 等しい + -ator (名詞化) → 等しいもの → 地球を等分(equal)に分ける線 → 赤道
↳ equatorial
(DUO 1067-231) equ 等しい + -ator (名詞化)+ -ial(形容詞化) → 等しいものの → 地球を等分(equal)に分ける線の → 赤道の