conscious の語源と意味

Library in Hungary

(DUO 865– 188) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号865と英文番号188を示している

スポンサーリンク

語源 con + sci + ous

con- 強意 + sci 知る+ -ous(形容詞化)

【シナプス・ポイント】
con-  と  sci  と  -ous  を繋げると、
よく知るような → よくわかっているような → 意識が高い、意識的な、意識がある


 ↳  consciousness
(DUO 865- 188) con- 強意 + sci 知る + -ous(形容詞化)+ -ness(名詞化)→ よく知ること → よくわかっていること → 意識がある状態、自覚していること

接頭辞 con-, com- 

con-, com- , co-, cor-, col-

には、「一緒に(together)」 や「完全に」、さらには「強意」というイメージがある。
この接頭辞は、使用率がトップクラスの接頭辞である。非常に頻繁に出てくるので、しっかり覚えるとそれだけシナプス効果が高まり、多くの単語を覚えたり、覚えていなくても類推することが可能となる。

con-, com- の関連語

conscience
(DUO 1903– 411) con- 強意 + sci 知る + -ence(名詞化)→ 完全に知ること → 徹底的に知ること → 正しいことを知ること → 良心

 ↳  conscientious
(DUO 1903– 411) con- 強意 + sci 知る + -ence(名詞化) + -ous(形容詞化)→ 完全に知るような → 徹底的に知るような → 正しいことを知るような → 良心的な

※ 語根 sci は、「知る」を意味する。 
 conscious 「意識がある」や science 「科学」が有名な単語だ。

consensus
(DUO 366-77) con- 一緒に + sens 感じる + us → 一緒に感じる → 総意、まとまった意見

complain
(DUO 1745– 379)  com- 強意 + plain 「plango(ラテン語)打つ」 → 強く打つ → 強く心を打つ、嘆き悲しむ → 不満を言う、苦情を言う

 ↳  complaint
(DUO 1745- 379)  com- 強意 + plain 「plango(ラテン語)打つ」 +  -t 過去分詞(名詞化)→ 強く打つこと → 強く心を打つこと、嘆き悲しむこと → 不満、苦情、体の不調

cooperate
(DUO 1774-385) co- (=com-) 一緒に + oper 働く + -ate (動詞化)→ 一緒に働く → 協力する 

 ↳    cooperation
(DUO 1774-385) co- 一緒に + oper 働く + -ate (動詞化)+ -ion (名詞化)→ 一緒に働くこと → 協力すること → 協力(関係) (= collaboration)  

 ↳    cooperative
(DUO 1774-385) co- 一緒に + oper 働く + -ate (動詞化)+ -ive(形容詞化)→ 一緒に働くような → 協力するような → 協力的な

 ↳混同注意 corporate
(DUO 1294-276) corpor (=corp) 身体 + -ate (形容詞化)→ 身体を形作ったような → 法人の、企業の

※ corp, corpor は、「身体」(body)というイメージがある

 ↳混同注意 corporation
(DUO 1294-276) corpor (=corp) 身体 + -ate (形容詞化)+ -ion(名詞化)→ 身体を形作ったもの → 大企業

corrupt
(DUO 1879-406) cor-(=com-, con- ) 完全に + rupt 壊れた  → 完全に壊れた → 腐敗した、堕落した

  ↳   corruption
(DUO 1879-406) cor-(=com-, con- ) 完全に + rupt 壊れた + -ion こと(名詞化) → 完全に壊れたこと→ 汚職、不正、贈賄