appear の語源と意味

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(DUO 1197-257) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号1197と英文番号257を示している

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語源 ap + pear

ap- (= ad- ) その方向へ + pear 見える、現れる

【シナプス・ポイント】
ap-  と  pear  を繋げると、
ある方向に現れる → 現れる、見えてくる



  ↳   appearance
(DUO 1197-257)  ap- の方向に + pear 見える、現れる + -ance (名詞化)→ ある方向に現れること → 見かけ、外見、現れること

  ↳   disappear
(DUO 1197-257) dis- 否定 + ap- の方向に + pear 見える、現れる → ある方向に現れない → 消える、見えなくなる

  ↳   disappearance
(DUO 1197-257) dis- 否定 + ap- の方向に + pear 見える、現れる + -ance (名詞化)→ ある方向に現れないこと → 消えること、見えなくなること

接頭辞 ad-, as-, ac-, ag-, al-, ap-, at-

ad-, as-, ac-, ag-, al-, ap-, at-
には、「~の方へ、~に」というイメージがある。
意味は、前置詞「to」と同じと覚えておけば良いであろう。

これらの接頭辞は、以下のように数多くの変形パターンがあるが、接頭辞の直後にくる語根のスペルに影響されると認識していれば細かく覚える必要はないであろう。

ad-, as-, ac-, ag-, al-, ap-, at- の関連語

account
(DUO 341– 70)  ac- ~の方に + count 数える  → の方に数える → 何かに対して数えること → 説明、口座、理由

 ↳    accountable
(DUO 341– 70)  ac- ~の方に + count 数える + -able (形容詞化)→ の方に数えることができる → 何かに対して数えることができる → (説明する)義務がある、責任がある

 ↳    accountablility
(DUO 341– 70)  ac- ~の方に + count 数える + -able (形容詞化)+ -ity (名詞化)→ の方に数えることができること → 何かに対して数えることができること → (説明する)義務、責任

 ↳    accountant
(DUO 341– 70)  ac- ~の方に + count 数える + -ant (名詞化)→ の方に数えることができる人 →何かに対して数えることができる人 → 会計士

appreciate
(DUO 1338-285) ap- の方向に + preci 価値 + -ate (動詞化)
 の方向に価値をつける、値段をつける → …の質を評価する、…に感謝する、価値が上がる

  ↳   appreciation
(DUO 1338-285)  ap- の方向に + preci 価値 + -ate(動詞化) + -ion (名詞化) → の方向に価値をつけること、値段をつけること → 価値の上昇、正しい評価(理解)、感謝の気持ち

approach
(DUO 1180-253)ap- の方向に + proach 近く→ の方向に近くする → …に近づく、 近づく、…に取り組む(動詞)/ 接近、近づくこと(名詞)

語根 proach は、ラテン語 prope 「近く」 の比較級である propius 由来である。
これのラテン語の最上級は、 proxime で、以下の approximate に繋がっている。
■ラテン語 prope「近く」 →《比較級》propius → 《最上級》 proxime

  ↳   approximate
(DUO 1135-244)ap- の方向に + proxim 近く + -ate(形容詞化)→ の方向に近づけるような → 近似の、おおよその

  ↳   approximately
(DUO 1135-244)ap- の方向に + proxim 近く + -ate(形容詞化)+ -ly (副詞化)→ の方向に近づけるように → およそ、ほぼ

  ↳   approximation
(DUO 1135-244)ap- の方向に + proxim 近く + -ate(動詞化) + -ion(名詞化)→ の方向に近づけること → 概算(値)