assurance の語源と意味

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(DUO 5-2) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号5と英文番号2を示している

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語源 as + sure + ance

as-(=ad) その方向へ、を加える + sure 確実な、安心な + -ance こと(名詞化)

【シナプス・ポイント】
as- と sure と -ance を繋げると
安心な方向へ、安心さを加える  → 安心であることを認識すること → 確約

 ↳    assure
(DUO5-2) as-(=ad) その方向へ、を加える + sure 確実な、安心な → 安心な方向へ、安心さを加える  → 安心であることを認識する → …を保証する、断言する

接頭辞 ad- = as-

接頭辞 ad = as

接頭辞 ad は、s で始まる単語につく場合は、ad から as に変形するルールがあるので、assure になっている

ad- = as- : その方向へ、加える、変化

接頭辞の ad- = as-は、方向を表す意味でつかわれることが多い。そのほかに、増加、変化、付加などの意味を持つ

接頭辞 ad の変形パターン

接頭辞 ad は、後に続く単語のスペルで変形するルールを持っている

ad → ac : c,q,k で始まる単語に付く場合
ad → af : f で始まる単語に付く場合
ad → ag : g で始まる単語に付く場合
ad → al : l で始まる単語に付く場合
ad → ap : p で始まる単語に付く場合
ad → as : s で始まる単語に付く場合
ad → at : t で始まる単語に付く場合

ad- = as- の関連語

aspect
(DUO 1930– 418)  as-(=ad-) その方向へ + spect 見る → その方向から物事を見ること → 物事の見方、側面、外見、要素

arrangement
(DUO 2537-553) ar- の方に + range 列、並び + -ment(名詞化)→ ~の方に順番に並べること、~の方に整列させること → 準備、もろもろの手配、取り決め、アレンジされたもの

※ 語根 range は、「列」(line)、「並び」(rank)の意味を持つ

  ↳   arrange
(DUO 2537-553) ar- の方に + range 列、並び → ~の方に順番に並べる、~の方に整列させる → …をきちんと並べる、…の段取りをつける、…を手配する

arrest
(DUO 1875-405)ar-(= ad-) の方向に + re- 後ろに + st 立つ → 後ろの方に立つ → 後ろの方に立たせる → 後ろの方に留めるようにする → 法的に留める → …を逮捕する(動詞)/ 逮捕(名詞)

assign
(DUO 714-156) as- ~の方へ + sign 印  → ~の方へ印をつける → …に割り当てる、…という任務にあてる

 ↳    assignment
(DUO 714-156) as- ~の方へ + sign 印 + -ment (名詞化) → ~の方へ印をつけること → 割り当てられたもの、課題、宿題、任務

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語根 sure-

sure- (=ラテン語 securus) は、 「安心な」「心配のない」というイメージを持つ

語根 cure と sure の違い

curesure はどちらも同じ語源からの派生であるが、心配無用という意味の secure(se+cure) と 心配せずに確実なという意味の sure が同じ意味となっている。つまり、cure と sure だけでは、心配・気遣い(cure)と安心・確かな(sure)と、別の意味となるので間違えないようにしましょう。
  secure = sure , cure ≠ sure
一説には、この secure から s(ec)ure とかっこ内の (ec) を取り去って sure になったとも云われているが、難しく考えずに、「ふ~ん、そんなものなんだ」程度で、cure と sure のイメージをしっかりとインプットすることが大切です。

sure- の関連語

ensure
(DUO 1059-229) (DUO 2406-523) en-  ~する (名詞・形容詞を動詞化) + sure 安心な、確実な → 確実にする 

insure
(DUO 225-45) in- 中へ、その状態にする + sure 安心な、確実な → 安心な状態にする → …に保険を掛ける

insurance
(DUO 225-45) in- 中へ、その状態にする + sure 安心な、確実な + -ance もの、こと(名詞化)→ 安心な状態にすること → 保険

assure, ensure, insure の違い

assure :安心を加える、安心の方向にする → 保証する
     目的語「人」「保証するもの」どちらでもOK
ensure : assure と基本的に同じ意味だが、
     目的語には「保証するもの、こと」がメインで、ここで違いがでる
insure : …に保険を掛けるという意味に特化していて、これだけ違うと覚えよう
     insurance と併せて「保険」と認識しておくとよい