接頭辞【語源】 sym-, syn-

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単語の頭に付く接頭辞。接頭辞+語根+接尾辞を基本として英単語が成り立っている。
この接頭辞一つで単語の意味が大きく変化する場合が多いので主要な接頭辞を理解していると、知らない単語でも大まかな意味を掌握できる可能性が高まるため、非常に重要だ。

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接頭辞 sym-, syn-

sym-, syn- は、「一緒」「ともに」というイメージを持つ

sym-, syn-  の関連語

ecosystem
(DUO 1117-241) eco 家、家庭 +  syn- ともに + st 立つ + -em (名詞化) → 家庭がともに立つ様子 → 家庭の環境の組織体系 → 環境の体系 → 生態系

  ↳  ecology
(DUO 1117-241) eco 家、家庭+  -logy 学問、理論 → 家や家庭の学問 → 生物とその生活する環境についての学問 → 生態学

  ↳  ecologist
(DUO 1117-241) eco 家、家庭 +  -log 学問、理論 + -ist ひと(名詞化)→ 家や家庭の学問に関係するひと → 生物とその生活する環境についての学問を専攻するひと → 生態学者

  ↳  ecological
(DUO 1117-241) eco 家、家庭 +  -log 学問、理論 + -ical(形容詞化)→ 家や家庭の学問に関係する → 生物とその生活する環境についての学問の → 生態学の

sympathy
(DUO 473-98)sym 一緒に + pathy 苦痛、耐える → 一緒に苦痛を耐える → 同情、共感 ( ⇔ antipathy 敵意)

 ↳    sympathetic
(DUO 473-98)sym 一緒に + pathy 苦痛、耐える  + -tic(形容詞化)→ 一緒に苦痛を耐えるような → 同情的な、共感してくれる

symbolize
(DUO 293-60)sym 一緒に + bol 投げる + -ize(動詞化) → 一緒に投げて比較する → 一緒に投げて何かを示す → …を象徴する、…を記号で表す(他動詞)/ 記号を用いる(自動詞)

 ↳    symbol
(DUO none)sym 一緒に + bol 投げる → 一緒に投げられたもの → 一緒に投げて比較するもの → 一緒に投げて何かを示す印 → 象徴、記号

system
(DUO 504-106)sy (=syn) 一緒に + st 立つ + -em (名詞化) → 一緒に立つこと → 一緒に成り立つこと → 組織、方式、制度

 ↳    systematic
(DUO 1241-266)sy (=syn) 一緒に +st 立つ + -em (名詞化) + -atic(形容詞化)→ 一緒に立つことのような → 一緒に成り立つことのような  → 組織的な、体系的な、系統的な

synthetic
(DUO 1201-258)syn 一緒に + the (=thesis) 置く + -tic (形容詞化) → 一緒に置くような → 一緒に組み合わせるような → 統合の、合成の、人工の

 ↳    synthesis
(DUO none)syn 一緒に + thesis 置く  → 一緒に置く → 一緒に組み合わせる → 統合、合成、人工

symptom
(DUO 283-58)sym 一緒に + ptom 落ちる  → 一緒に落ちる → 一緒に起こること → 兆候、症状

symphony
(DUO none)sym 一緒に + phone 音 + -y こと、もの(名詞化) → 一緒に音を出すこと → 交響曲、オーケストラ

 ↳    symphonic
(DUO none)sym 一緒に + phone 音 + -ic(形容詞化) → 一緒に音を出すような → 交響曲の、オーケストラの

synchronize
(DUO none)sym 一緒に + chrono 時 + -ize(動詞化) → 一緒の時間にする → 一緒の時間に発生する → …を同期させる(他動詞)/ 同時に起こる(自動詞)

 ↳    synchronized
(DUO none)sym 一緒に + chrono 時 + -ize(動詞化)+ -ed(形容詞化) → 一緒の時間にするような → 一緒の時間に発生するような → 同期した