単語の頭に付く接頭辞。接頭辞+語根+接尾辞を基本として英単語が成り立っている。
この接頭辞一つで単語の意味が大きく変化する場合が多いので主要な接頭辞を理解していると、知らない単語でも大まかな意味を掌握できる可能性が高まるため、非常に重要だ。
接頭辞 re-
re-
には、再び(again)/繰り返すことで強意、後ろに/元に/反対に(back/backward)というイメージがある。
繰り返しや再び、または繰り返しによる強意という意味や、後ろや反対という意味の大きく2つのイメージを持っていることを覚えよう。
re- の関連語
rebel
(DUO 1940– 420) re- 反対に + bel 戦争 → 反対して戦争する → 反乱を起こす → 反抗者、反乱軍の兵士
※ bel, vel は、「戦争(=war)」のイメージがある
↳ rebellion
(DUO 1940– 420) re- 反対に + bel 戦争 + -lion(名詞化) → 反対して戦争すること → 反乱を起こすこと → 反乱、暴動
↳ rebellious
(DUO 1940– 420) re- 反対に + bel 戦争 + -lious(形容詞化) → 反対して戦争するような → 反乱を起こすような → 反抗的な
recall
(DUO 991– 216) re- 後ろ + call 呼ぶ → (過去のことを)呼び戻す → …を思い出す(remenber)、(出回っている商品)を呼び戻す
recede
(DUO 1348-288) re- 後ろへ + cede 行く(go) → 後ろに行く → 後退する、退く、引っ込む
↳ recession
(DUO 1348-288) re- 後ろへ + cess 行く(go) + -ion (名詞化)→ 後ろに行くこと → 後退、景気後退、不景気、くぼみ
↳ recess
(DUO 1348-288) re- 後ろへ + cess 行く(go)→ (休むために)後ろに行く → 引っ込んだところ、奥、隠居所、休会、休廷
recognize
(DUO 2339-505) re- 再び・後ろへ・強意を持つ + co- 一緒に + gni 知る + -ze(動詞化) → 完全に共に知るようにすること → それとわかること、承認
※ 語根 gno, gni, gn は、「知る」のイメージを持つ。
↳ recognition
(DUO 2339-505) re- 再び・後ろへ・強意を持つ + co- 一緒に + gni 知る + -tion(名詞化)→ 完全に共に知るようにすること → それとわかること、承認