comparative の語源と意味

Library in Wiener

(DUO 1309-279) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号1309と英文番号279を示している

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語源 com + par + ative

com- 一緒に + par(=pare) 等しい + -ative ような(形容詞化)

【シナプス・ポイント】
com- と par と -ative を繋げると
一緒に等しいか確認するような → 相対的な、比較に基づく


  ↳   compare
(DUO 1309-279)com- 一緒に + pare  等しい → 一緒に等しく扱う → 一緒に等しいか確認する → …を比較する

  ↳   comparison
(DUO 1309-279)com- 一緒に + par  等しい + -ison こと(名詞化)一緒に等しく扱うこと → 一緒に等しいか確認すること → 比較、比較になるもの 

  ↳   comparable
(DUO 1309-279) com- 一緒に + par  等しい + -able 可能性(形容詞化)一緒に等しくなり得る → (比較対象になるくらい)似ている、同じレベルの

接頭辞 con-, com-

con-, com- , co-, cor-, col-

には、「一緒に(together)」 や「完全に」、さらには「強意」というイメージがある。
この接頭辞は、使用率がトップクラスの接頭辞である。非常に頻繁に出てくるので、しっかり覚えるとそれだけシナプス効果が高まり、多くの単語を覚えたり、覚えていなくても類推することが可能となる。

 con-, com- の関連語

complain
(DUO 1745– 379)  com- 強意 + plain 「plango(ラテン語)打つ」 → 強く打つ → 強く心を打つ、嘆き悲しむ → 不満を言う、苦情を言う

 ↳  complaint
(DUO 1745- 379)  com- 強意 + plain 「plango(ラテン語)打つ」 +  -t 過去分詞(名詞化)→ 強く打つこと → 強く心を打つこと、嘆き悲しむこと → 不満、苦情、体の不調

complex
(DUO 290– 59) com- 強意 + plex (=ply, pli )折り畳む、重ねる → 強く折り畳む → 何度も折り畳んで複雑な物や状態にする → 複雑な

 ↳  complexity
(DUO 290– 59 ) com- 強意 + plex (=ply, pli )折り畳む、重ねる + -ity(名詞化)→ 強く折り畳むこと → 何度も折り畳んで複雑な物や状態にすること → 複雑さ

comprehend
(DUO 2319– 499)  com- 共に + prehend つかむ → 全体をまとめて一緒につかむ → …を理解する、…を把握する

 ↳    comprehension
(DUO 2319– 499)  com- 共に + prehens (=prehend) つかむ + -ion こと(名詞化)→ 全体をまとめて一緒につかむこと→ 理解力、理解(すること)

 ↳    comprehensible
(DUO 2319– 499) com- 共に + prehens (=prehend) つかむ + -ible できる(形容詞化)→ 全体をまとめて一緒につかむことができる→ わかりやすい

 ↳    comprehensive
(DUO 2319– 499) com- 共に + prehens (=prehend) つかむ + -ive ような(形容詞化)→ 全体をまとめて一緒につかむような→ 包括的な、広範囲の

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語根 pare(=par)

pare (=par): 等しい

pare(=par)の関連語

par
(DUO none)  par- 等しい → 同等、等価 、(ゴルフの)パー → 向こう側との行為 → 商取引

pair
(DUO none)  par- 等しい → 同じものが等しくあること → 一組

※語根としての pare(=par)は、あまり存在せず、compare が突出して頻出する単語であるため、
 他に覚える単語は無いようだ。