(DUO 2019–437) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号2019と英文番号437を示している
語源 re + main + der
re- 再び・後ろへ・強意を持つ + main 留まる + -der(名詞化)
【シナプス・ポイント】
re- と main と -der を繋げると、
後ろに留まること → 置き去りにされること → 残り
↳ remain
(DUO 2019-437) re- 再び・後ろへ・強意を持つ + main 留まる → 後ろに留まる → 置き去りにされる → …のままでいる、残る
↳ remains
(DUO 2019-437) re- 再び・後ろへ・強意を持つ + main 留まる + -s (名詞化)→ 後ろに留まること → 置き去りにされること → 残ったもの、遺跡、遺体
かなり似ていて紛らわしい単語の remainder と reminder は全く意味が違うので注意が必要だ。
remainder は、上記の通りだが、reminder は、re + mind +er という組み合わせで、この語根 mind が、「思い出す」「気付く」というイメージを持っており、「再び思い出すようにするもの」から「思い出させるもの」「リマインダー」という意味になっている。
これも、語根の違い main と mind を理解していれば容易に違いを判別できるものなので、記憶がおぼろげな時には、必ず語源から違いを確認して関連させて覚えてしまおう!
接頭辞 re-
re- : 再び(again)・強意、後ろへ・反対に(back,backward)
接頭辞の re- は、繰り返しや再びという意味やそれによる強意や、後ろや反対という意味を持つ単語を表す。
re- の関連語
refuse
(DUO 1823-396) re- 反対に + fuse 注ぐ → 反対に注ぐ → 注ぎ戻す → …を拒否する、…を断る
↳ refusal
(DUO 1823-396) re- 反対に + fuse 注ぐ + -al(名詞化) → 反対に注ぐこと → 注ぎ戻すこと → 拒否すること → 拒否、断ること
register
(DUO 1680-363) re- 後ろに + gist 運ぶ + -er(名詞化)→ 後ろに運ぶこと → データを後ろに運んで控える → …を登録(記録)する、登録する(動詞)/ 登録、記録、登録簿(名詞)
↳ registration
(DUO 1680-363) re- 後ろに + gist 運ぶ + -rate (動詞化)+ -ion(名詞化)→ 後ろに運ぶこと → データを後ろに運んで控えること → 登録
represent
(DUO 293-60) re- 再び + pre- 前に + sent 存在する → 再び前に存在する→
何度も前に現れる → …を表す、…を代表する
↳ representative
(DUO 293-60) re- 再び + pre- 前に + sent 存在する + -ative (名詞化)→ 再び前に存在するひと、こと→ 何度も前に現れるひと、こと → 代表、代表者(名詞)/ 代表する、象徴する(形容詞)
語根 main, man, manere
main, man, manere は、「留まる」というイメージを持つ
main, man, manere の関連語
permanent
(DUO 2050-443) per- を通して + man 留まる + -ent (形容詞化) → ~を通して留まっている → 最後まで留まっている → 永久の、永続する (⇔ temporary 一時的な)
↳ permanently
(DUO 2050-443) per- を通して + man 留まる + -ent (形容詞化)+ -ly(副詞化) → ~を通して留まって → 最後まで留まって → 永久に