permanent の語源と意味

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(DUO 2050-443) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号2050と英文番号443を示している

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語源 per + man + ent

per- を通して + man 留まる + -ent (形容詞化)

【シナプス・ポイント】
per-man と -ent を繋げると、
 ~を通して留まっている → 最後まで留まっている → 永久の、永続する (⇔ temporary 一時的な)
 

  ↳    permanently
(DUO 2050-443)  per- を通して + man 留まる + -ent (形容詞化)+ -ly(副詞化) → ~を通して留まって → 最後まで留まって → 永久に

接頭辞 per- 

per-
には、「完全に(thoroughly)」「通して(through)」というイメージがある。

per- の関連語

perfect
(DUO 812– 177)  per- 完全に + fect 作る・作用する → 完全に作られた → 完全な

↳    perfection
(DUO 812– 177)  per- 完全に + fect 作る・作用する + -ion こと(名詞化)→ 完全に作られたこと → 完全さ、完璧さ

↳    perfectly
(DUO 423- 88)  per- 完全に + fect 作る・作用する + -ly(副詞化)→ 完全に作られて → 完全に、完璧に

persist
(DUO 1708370) per- を通して + sist 立つ → を通して立つ → 立ち続ける → 持続する、存続する、言い張る

※ per- 「を通して」が、一貫している意味を強調して、持続性やしつこさを明確に示している

 ↳   persistent
(DUO 1708-370) per- を通して + sist 立つ + -ent (形容詞化) → を通して立つような →立ち続けるような → しつこい、なかなか止まらない

 ↳   persistence
(DUO 1708-370) per- を通して + sist 立つ + -ence(名詞化) → を通して立つこと → 立ち続けること → 根気、粘り強さ

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語根 main, man, manere

main, man, manere は、「留まる」というイメージを持つ

main, man, manere の関連語

remain
(DUO 2019-437) re- 再び・後ろへ・強意を持つ + main 留まる → 後ろに留まる → 置き去りにされる → …のままでいる、残る

 ↳   remains
(DUO 2019-437) re- 再び・後ろへ・強意を持つ + main 留まる + -s (名詞化)→ 後ろに留まること → 置き去りにされること → 残ったもの、遺跡、遺体

 ↳   remainder
(DUO 2019-437) re- 再び・後ろへ・強意を持つ + main 留まる + -der(名詞化)→ 後ろに留まること → 置き去りにされること → 残り

remainder と reminder の違い

かなり似ていて紛らわしい単語の remainder と reminder は全く意味が違うので注意が必要だ。
remainder は、上記の通りだが、reminder は、re + mind +er という組み合わせで、この語根 mind が、「思い出す」「気付く」というイメージを持っており、「再び思い出すようにするもの」から「思い出させるもの」「リマインダー」という意味になっている。
これも、語根の違い main と mind を理解していれば容易に違いを判別できるものなので、記憶がおぼろげな時には、必ず語源から違いを確認して関連させて覚えてしまおう!