接頭辞【語源】 un-

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単語の頭に付く接頭辞。接頭辞+語根+接尾辞を基本として英単語が成り立っている。
この接頭辞一つで単語の意味が大きく変化する場合が多いので主要な接頭辞を理解していると、知らない単語でも大まかな意味を掌握できる可能性が高まるため、非常に重要だ。

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接頭辞 un-

un-
には、「否定(=not)」という意味がある。
日本語でいうと、「無」「不」がつくイメージだ。

un-   関連語

uncertain
(DUO 2179– 470)  un- 否定 + certain 確かな → 確かでない → 確信が持てない、不確実な

 ↳  uncertainty
(DUO 2179– 470)  un- 否定 + certain 確かな + -ty (名詞化)→ 確かでないこと → 不確実性、不確実

uneasy
(DUO 2350– 508)  un- 否定 + easy 気楽な → 気楽でない → 不安な、落ち着かない

unemployment
(DUO 115– 25)  un- 否定 + em 中へ + ploy 折り畳む + -ment(名詞化)→ 中に折り畳むことのないこと  → 人を中に折り込まないこと → 人を雇わない → 失業

employ(DUO 1843-400) …を雇う

 ↳  unemployed
(DUO 115- 25)  un- 否定 + em 中へ + ploy 折り畳む + -ed(形容詞化)→ 中に折り畳むことのないような  → 人を中に折り込まないような → 人を雇わない状態の → 失業した(形容詞)/ (the -)失業者(名詞)

unfortunately
(DUO 460– 96)  un- 否定 + fortune 幸運 + -ate (形容詞化)+ -ly (副詞化)→ 幸せでないよう → 不幸にも、不運にも

fortune(DUO 1629-352) 運、運勢、財産、大金

 ↳  unfortunate
(DUO 460– 96)  un- 否定 + fortune 幸運 + -ate (形容詞化)→ 幸せでないような → 不幸な

unprecedented
(DUO 527-111) un- 否定 + pre- 前に + ced 行く + -ent (名詞化) + -ed(形容詞化) → 前に行くことのないような → 先行していることのないような → 前例のない

※ 語根 ced = cess , ceed, cede は、「行く(go)」「譲る」がコアイメージとなっている。かなり多くの単語に出てくるので関連語句をシナプス効果で繋げて覚えてしまおう!

unusual
(DUO 1236– 265)  un- 否定 + usual 普通の → 普通でない、稀な