単語の中心的な意味合いを持つ語根(root)。数多くの語根があるので全てを網羅すると単なる辞書になってしまうので、当サイトではDUO3.0掲載単語の中でも複数の単語に関連している語根をまとめてみます。これらの語根と接頭辞、接尾辞を組み合わせることで、非常に多くの単語を結びつけることができるので、重要なシナプス・ポイントとしておさえていきましょう。
語根 log, loqu, leg, logy, logi
log, loqu, leg, logy, logi は、「話す」(=speak)を元の語源としている。
そこから「言語」「思想」「学問」のイメージを持つようになっており、「言葉」「理性」をコアイメージとして理解するとわかりやすい。
つまり、単なる言葉を話すというだけでなく、理性を持って話すことから、論理、概念、理論、思想などに繋がっている。
log, loqu, leg, logy, logi の関連語
anthropologist
(DUO 2262-487) anthropo 人間 + log 学問 + -ist ひと(名詞化) → 人間の学問のひと → 人間に関する学問の専門家 → 人類学者
↳ anthropology
(DUO 2262-487) anthropo 人間 + logy 学問 → 人間の学問 → 人間に関する学問 → 人類学
biologist
(DUO 271-56) bio 生命 + log 学問 + -ist ひと、専門家(名詞化) → 生命の学問のひと → 生命に関する学問の専門家 → 生物学の専門家 → 生物学者
↳ biology
(DUO 271-56) bio 生命 + logy 学問 → 生命の学問 → 生命に関する学問 → 生物学
↳ biological
(DUO 271-56) bio 生命 + log 学問 + -ical (形容詞化) → 生命の学問のような → 生命に関する学問のような → 生物学のような → 生物学的な、生物学の
↳ biotechnology
(DUO 271-56) bio 生命 + techno 技術 + logy 学問 → 生命の技術の学問 → 生命に関する科学技術 → 生命工学、バイオテクノロジー
apologize
(DUO 2426-528) apo- ~離れて(=off) + log 話す + -ize(動詞化)~ 何かから離れて話す → 罪から離れるために話す → 謝罪する
↳ apology
(DUO 2426-528) apo- ~離れて(=off) + log 話す + -y (名詞化)~ 何かから離れて離すこと → 罪から離れるために話すこと → 弁明、釈明、謝罪
dialogue
(DUO 2035-440) dia- 横切って、間の + log 話す + -ue (名詞化)→ 人を横切って話すこと → 対話、話し合い
eloquent
(DUO 1620-350) e- 外に + loqu (=log) 話す + -ent(形容詞化)→ 外に話すような → 演説のような → 雄弁な、説得力のある
↳ eloquence
(DUO 1620-350) e- 外に + loqu (=log) 話す + -ence (名詞化)→ 外に話すようなこと → 演説のようなこと → 雄弁
logic
(DUO 395-83) log 話す、論述 + -ic (名詞化)→ 論述すること → 論理、論理学
↳ logical
(DUO 395-83) log 話す、論述 + -ic (名詞化) + -al (形容詞化)→ 論理に基づく → 論理的な、筋の通った、論理に関する
psychologist
(DUO 2133-460) psycho 精神、心理 + log 学問 + -ist ひと(名詞化) → 心理の学問をする人 → 心理に関する学問をする専門家 → 心理学者
↳ psychology
(DUO 2133-460) psycho 精神、心理 + logy 学問 → 心理の学問 → 心理に関する学問 → 心理学
↳ psychological
(DUO 2133-460) psycho 精神、心理 + log 学問 + -ical ひと(形容詞化) → 心理の学問の → 心理に関する学問の → 心理学の