語根【語源】sure

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単語の中心的な意味合いを持つ語根(root)。数多くの語根があるので全てを網羅すると単なる辞書になってしまうので、当サイトではDUO3.0掲載単語の中でも複数の単語に関連している語根をまとめてみます。これらの語根と接頭辞、接尾辞を組み合わせることで、非常に多くの単語を結びつけることができるので、重要なシナプス・ポイントとしておさえていきましょう。

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語根 sure-

sure- (=ラテン語 securus) は、 「安心な」「心配のない」というイメージを持つ

語根 cure と sure の違い

curesure はどちらも同じ語源からの派生であるが、心配無用という意味の secure(se+cure) と 心配せずに確実なという意味の sure が同じ意味となっている。つまり、cure と sure だけでは、心配・気遣い(cure)と安心・確かな(sure)と、別の意味となるので間違えないようにしましょう。
  secure = sure , cure ≠ sure
一説には、この secure から s(ec)ure とかっこ内の (ec) を取り去って sure になったとも云われているが、難しく考えずに、「ふ~ん、そんなものなんだ」程度で、cure と sure のイメージをしっかりとインプットすることが大切です。

sure- の関連語

assure
(DUO5-2) as-(=ad) その方向へ、を加える + sure 確実な、安心な → 安心な方向へ、安心さを加える  → 安心であることを認識する → …を保証する、断言する

 ↳    assurance
(DUO5-2) as-(=ad) その方向へ、を加える + sure 確実な、安心な + -ance こと(名詞化)→ 安心な方向へ、安心さを加える  → 安心であることを認識すること → 確約

ensure
(DUO 1059-229) (DUO 2406-523) en-  ~する (名詞・形容詞を動詞化) + sure 安心な、確実な → 確実にする 

insure
(DUO 225-45) in- 中へ、その状態にする + sure 安心な、確実な → 安心な状態にする → …に保険を掛ける

insurance
(DUO 225-45) in- 中へ、その状態にする + sure 安心な、確実な + -ance もの、こと(名詞化)→ 安心な状態にすること → 保険

assure, ensure, insure の違い

assure :安心を加える、安心の方向にする → 保証する
     目的語「人」「保証するもの」どちらでもOK
ensure : assure と基本的に同じ意味だが、
     目的語には「保証するもの、こと」がメインで、ここで違いがでる
insure : …に保険を掛けるという意味に特化していて、これだけ違うと覚えよう
     insurance と併せて「保険」と認識しておくとよい