語根【語源】 vi, via, vey, voy

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単語の中心的な意味合いを持つ語根(root)。数多くの語根があるので全てを網羅すると単なる辞書になってしまうので、当サイトではDUO3.0掲載単語の中でも複数の単語に関連している語根をまとめてみます。これらの語根と接頭辞、接尾辞を組み合わせることで、非常に多くの単語を結びつけることができるので、重要なシナプス・ポイントとしておさえていきましょう。

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語根 vi, via, vey, voy

vi, via, vey, voy は、「道」(way)というイメージを持つ

vi, via, vey, voy の関連語

previous
(DUO 1310– 279) pre- 前に + vi 道 + -ous (形容詞化) → 前の道を行く → 前の、前回の

 ↳  previously
(DUO 1310- 279) pre- 前に + vi 道 + -ous (形容詞化)+ -ly (副詞化) → 前の道を行く → 以前は、前もって

obvious
(DUO 1277– 273) ob- ~の方へ + vi 道 + -ous (形容詞化) → 進むべき道に向かっているような → 迷いなく正しい道に向かっている → 明らかな

 ↳  obviously
(DUO 1277– 273) ob- ~の方へ + vi 道 + -ous (形容詞化)+ -ly(副詞化) → 進むべき道に向かっているように → 迷いなく正しい道に向かって → 明らかに

convey
(DUO 1065- 230) con- 一緒に + vey (=via) 道 → 一緒に道を行く → 積み荷と一緒に道を行く → …を運ぶ、 …を運搬する

 ↳  conveyance
(DUO none)  con- 一緒に + vey (=via) 道 + -ance(名詞化)→ 一緒に道を行くこと → 積み荷と一緒に道を行くこと → 運搬、伝達、輸送機関

trivial
(DUO 2390519) tri 3つの + vi 道(way) + -al ~の(=ラテン語 alis) → 3つの道の → 取るに足らない3つの科目の → 取るに足らない、些細な

※ trivial は、語源の組み合わせだけでは意味不明だ。色々と調べると以下のような説明を見つけた。この単語はラテン語の trivium 由来で、中世の大学の7科目のうち、文法・論理・修辞学の3つを指しており、これらが取るに足らない科目であるとされていることが語源となっている。

via
(DUO 715-156) via 道 → …経由で、(伝達手段として)…を使って