(DUO 192–39) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号192と英文番号39を示している
語源 em + phas + is
em- 強調 + phas (=pha) 見える、輝く + -is(名詞化)
【シナプス・ポイント】
em- と phas (=pha) と -is を繋げると、
強く見えるようにすること → はっきりと見えるようにすること → 強調、強意、力説、重点を置くこと
↳ emphasize
(DUO 192–39) em- 強調 + phas (=pha) 見える、輝く + -ize(動詞化) → 強く見えるようにする → はっきりと見えるようにする → …を強調する、…を力説する、…を目立たせる
↳ emphatic
(DUO 192–39) em- 強調 + pha 見える、輝く + -tic(形容詞化) → 強く見えるような → はっきりと見えるような → 語気の強い、力強い、圧倒的な
接頭辞 en-, em-
en-, em-
には、「…の状態にする」「中へ」というイメージがある。
時には「強調」する場合にも使用される。
in-, em- の派生語でもある。
en-, em- 「…の状態にする」「中へ」の関連語
employ
(DUO 1843-400)em- 中に + ploy 折り畳む → 中に折り畳む → 人を中に折り込む → …を雇う、…を使う
↳ employer (⇔ employee 従業員)
(DUO 1843-400)em- 中に + ploy 折り畳む + -er する人(名詞化)→ 中に折り畳むひと → 人を中に折り込むひと → 雇用主
↳ employment
(DUO 1843-400)em- 中に + ploy(=ply) 折り畳む + -ment (名詞化)→ 中に折り畳むこと→人を中に折り込むこと → 雇用、雇われている状態
↳ employee (⇔ employer 雇用主)
(DUO 1351-288)em- 中に + ploy 折り畳む + -ee される人 (名詞化)→ 中に折り畳まれるひと → 中に折り込まれるひと → 従業員
接尾語 -ee は、「-される人」という意味を持っており、接尾語 -er 「-する人」とは真逆の意味で使われる。
encourage
(DUO 1531-330) en- 強調 + cour(=cor ) 心 + -age 場所 → 勇気を強調する → …を勇気をづける
↳ encouragement
(DUO 1531-330) en- 強調 + cour (=cor ) 心 + -age 場所 + -ment (名詞化)→ 勇気を強調すること → 励まし、奨励
語根 pha, phe
pha, phe は、「見える」「輝く」というイメージを持つ
pha, phe の関連語
phenomenon
(DUO 1237–265) phen(omenon) 見える、輝く → 見えること → 現象、出来事 ※ 語根 phen (=phe)の現在分子形がそのまま語根となっている
↳ phenomena
(DUO 1237–265) phenomenon の複数形
↳ phenomenal
(DUO 1237–265) phen(omenon) 見える、輝く + -al (形容詞化)→ 見えるような → 注目に値する → 現象の、現象に関する、驚くべき、驚異的な
phase
(DUO 662–142) pha 見える、輝く + -se(名詞化)→ 見えること → 目に見える様子 → 様相、面、局面、段階