emphasis の語源と意味

Library in Wiener

(DUO 19239) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号192と英文番号39を示している

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語源 em + phas + is

em- 強調 + phas (=pha) 見える、輝く + -is(名詞化) 

【シナプス・ポイント】
em- と phas (=pha)  と -is を繋げると、
強く見えるようにすること → はっきりと見えるようにすること → 強調、強意、力説、重点を置くこと


 ↳    emphasize
(DUO 19239) em- 強調 + phas (=pha) 見える、輝く + -ize(動詞化) → 強く見えるようにする → はっきりと見えるようにする → …を強調する、…を力説する、…を目立たせる

 ↳    emphatic
(DUO 19239) em- 強調 + pha 見える、輝く + -tic(形容詞化) → 強く見えるような → はっきりと見えるような → 語気の強い、力強い、圧倒的な

接頭辞 en-, em- 

en-, em-
には、「…の状態にする」「中へ」というイメージがある。
時には「強調」する場合にも使用される。

in-, em- の派生語でもある。

en-, em- 「…の状態にする」「中へ」の関連語

employ
(DUO 1843-400)em- 中に + ploy 折り畳む → 中に折り畳む → 人を中に折り込む → …を雇う、…を使う

 ↳    employer (⇔ employee 従業員)
(DUO 1843-400)em- 中に + ploy 折り畳む + -er する人(名詞化)→ 中に折り畳むひと → 人を中に折り込むひと → 雇用主

 ↳    employment 
(DUO 1843-400)em- 中に + ploy(=ply) 折り畳む + -ment (名詞化)→ 中に折り畳むこと→人を中に折り込むこと → 雇用、雇われている状態

 ↳    employee (⇔ employer 雇用主)
(DUO 1351-288)em- 中に + ploy 折り畳む + -ee される人 (名詞化)→ 中に折り畳まれるひと → 中に折り込まれるひと → 従業員

接尾語 -ee は、「-される人」という意味を持っており、接尾語 -er 「-する人」とは真逆の意味で使われる。

encourage
 (DUO 1531-330)  en- 強調 + cour(=cor ) 心 + -age 場所 → 勇気を強調する → …を勇気をづける 

  ↳  encouragement
(DUO 1531-330)  en- 強調 + cour (=cor ) 心 + -age 場所 + -ment (名詞化)→ 勇気を強調すること → 励まし、奨励

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語根 pha, phe

pha, phe は、「見える」「輝く」というイメージを持つ

pha, phe の関連語

phenomenon
(DUO 1237265) phen(omenon) 見える、輝く → 見えること → 現象、出来事 ※ 語根 phen (=phe)の現在分子形がそのまま語根となっている

 ↳    phenomena
(DUO 1237265) phenomenon の複数形

 ↳    phenomenal
(DUO 1237265) phen(omenon) 見える、輝く + -al (形容詞化)→ 見えるような → 注目に値する → 現象の、現象に関する、驚くべき、驚異的な 

phase
(DUO 662142) pha 見える、輝く + -se(名詞化)→ 見えること → 目に見える様子 → 様相、面、局面、段階