reminder の語源と意味

Library in Wiener

(DUO 32-7) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号0032と英文番号007を示している

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語源 re + mind + er

re-  再び(again) + mind 気付く + -er こと、もの(名詞化)

【シナプス・ポイント】
re- と  mind と -er を繋げると
再び気付くこと → 思い出すこと・もの →(記憶を)呼び起こすもの、督促状


 ↳    remind
(DUO 32-7) re- 再び(again) +  mind 気付く → 再び気付く → 思い出す → …(人)に思い出させる、…(人)に気付かせる

※思い出すのは「自分(主体)」ではなく、「他の誰か(目的語)」である点に注意

remind と remember の違い

語源 remember (DUO 2211-476): re- 再び + memor 記憶する、心に留める → 再び心に留める → …を覚えている

remind と remember は、覚えている、気付くと同じ意味だが、「誰が覚えている」状態かが違う

remind : …(自分ではない誰か他の人)に思い出させる、気付かせる
remember : (自分が)思い出す、記憶に留める、覚えている

接頭辞 re-

re- 再び(again)・強意、後ろへ・反対に(back,backward)

接頭辞の re- は、繰り返しや再びという意味やそれによる強意や、後ろや反対という意味を持つ単語を表す。

re- の関連語

resent
(DUO 598– 129)  re 再び(again) + sent 感じる(feel)  → 再び感じる → 再び思い出したら感情が高ぶった → …に腹を立てる、…に憤る、憤慨する

 ↳    resentment
(DUO 598– 129)  re- 再び(again) + sent 感じる(feel) + ment (名詞化)→ 再び思い出したら感情が高ぶること → 憤り、遺恨、無念
接尾辞 ment : 単語を名詞化する役割があることを覚えよう

 ↳    resentful
(DUO 598– 129) re- 再び(again) + sent 感じる(feel) + ful (形容詞化)→ 再び思い出したら感情が高ぶるような → 腹を立てている、怒った、憤慨している
接尾辞 ful : 単語を形容詞化する役割があることを覚えよう

represent
(DUO 293-60) re- 再び + pre- 前に + sent 存在する → 再び前に存在する→
何度も前に現れる → …を表す、…を代表する

 ↳    representative
(DUO 293-60) re- 再び + pre- 前に + sent 存在する + -ative (名詞化)→ 再び前に存在するひと、こと→ 何度も前に現れるひと、こと → 代表、代表者(名詞)/ 代表する、象徴する(形容詞)

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語根 mind

mind は、「気付く」というイメージを持つ

mind の関連語

mindless
(DUO none) mind 心、思い + less ない(形容詞化) → 心がない、考えがない → 
心無い、無分別な、不注意な

mindful
(DUO none) mind 心・思い + ful 満ちたような(形容詞化) → 心が満ちたような → 
気を配る