reverse の語源と意味

Library in Hungary

(DUO 381-81) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号381と英文番号81を示している

スポンサーリンク

語源 re + verse

re- 後ろへ  + verse 向きを変える

【シナプス・ポイント】
re- と verse  を繋げると
後ろへに向きを変えるような → …を反対にする(動詞)/ 逆の(形容詞)/ 反対(名詞)

接頭辞 re-

re-
には、再び(again)/繰り返すことで強意、後ろに/元に/反対に(back/backward)というイメージがある。
繰り返しや再び、または繰り返しによる強意という意味や、後ろや反対という意味の大きく2つのイメージを持っていることを覚えよう。

re-  の関連語

resent
(DUO 598– 129)  re 再び(again) + sent 感じる(feel)  → 再び感じる → 再び思い出したら感情が高ぶった → …に腹を立てる、…に憤る、憤慨する

 ↳    resentment
(DUO 598– 129)  re- 再び(again) + sent 感じる(feel) + ment (名詞化)→ 再び思い出したら感情が高ぶること → 憤り、遺恨、無念
接尾辞 ment : 単語を名詞化する役割があることを覚えよう

 ↳    resentful
(DUO 598– 129) re- 再び(again) + sent 感じる(feel) + ful (形容詞化)→ 再び思い出したら感情が高ぶるような → 腹を立てている、怒った、憤慨している
接尾辞 ful : 単語を形容詞化する役割があることを覚えよう

represent
(DUO 293-60) re- 再び + pre- 前に + sent 存在する → 再び前に存在する→
何度も前に現れる → …を表す、…を代表する

 ↳    representative
(DUO 293-60) re- 再び + pre- 前に + sent 存在する + -ative (名詞化)→ 再び前に存在するひと、こと→ 何度も前に現れるひと、こと → 代表、代表者(名詞)/ 代表する、象徴する(形容詞)

respect
(DUO 1– 1)  re- 再び (again)・強意 + spect 見る → 再び見る・後ろを振り返ってみる → 2度見する・振り返ってまで見る → 思わず振り返って2度見するほど重要視する → 重要なものとして見る → …を尊敬する(動詞)/ 尊敬、関心、(注目すべき)点(名詞)

 ↳    respectful
(DUO 1– 1)  re- 再び (again)・強意 + spect 見る + -ful  (形容詞化)→ 再び見るような・後ろを振り返ってみるような → 2度見するような・振り返ってまで見るような → 思わず振り返って2度見するほど重要視した → 重要なものとして見るような → 尊敬の念を持った丁重な、敬意を表す、恭しい

 ↳    respectable
(DUO 1– 1)  respect  尊敬 + -able  できる  (可能を表す接尾辞、形容詞化)→ 尊敬することができる → ちゃんとした、立派な

 ↳    respective
(DUO 1– 1)  respect (注目すべき)点 + -tive  ~の (~のを表す接尾辞、形容詞化) → 点の → それぞれの

スポンサーリンク

語根 verse

verse :  向きを変える

verse の関連語

diversity
(DUO 2070-447)di- (=dis) 離れて + verse  向きを変える + -ity (名詞化) → 離れて向きを変えること → 別々の方向を向くこと → 多様性

 ↳   diverse
(DUO 2070-447)di- (=dis) 離れて + verse  向きを変える → 離れて向きを変える → 別々の方向を向いた → 多様な

  ↳   diversify
(DUO 2070-447)di- (=dis) 離れて + verse  向きを変える + -ify (動詞化) → 離れて向きを変える → 別々の方向を向く → 多様化する

converse
(DUO 677-146) con- 一緒に + verse 向きを変える → 一緒に向きを変える → ①一緒に言葉の向きを変えてやりとりする/ ②共に体の向きをクルっと変えた → ①会話する、対談する(動詞)/ ②逆の(形容詞)

※①と②が分かりにくいので、向きを変える対象を「言葉」と「体」に置き換えてイメージできるように解釈したもの。全く違う意味なのだが、語源の “verse”のコアイメージ「向きを変える」がインプットされていれば、それ程違和感なく納得でき、接頭辞との組み合わせでシナプス効果も向上する。

  ↳   conversation
(DUO 677-146) con- 一緒に + verse 向きを変える + -ate(動詞化) → 一緒に言葉の向きを変えてやりとりすること → 会話、対談

  ↳   conversational
(DUO 677-146) con- 一緒に + verse 向きを変える + -ate(動詞化)+ -al (形容詞化)→ 一緒に言葉の向きを変えてやりとりするような → 会話の、対談の

  ↳   conversely
(DUO none) con- 一緒に + verse 向きを変える + -ly(副詞化) → 共に体の向きをクルっと変えるように → 逆に、対照的に

universe
(DUO 1048-227) uni- 一つに + verse 向きを変える
 → 一つに向きを変える → 万物が変わって一つになった状況 → 宇宙

  ↳   universal
(DUO 1048-227) uni- 一つに + verse 向きを変える + -al (形容詞化)→ 一つに向きを変えるような → 万物が変わって一つになったような→ 宇宙の、普遍的な、どこにでも通用する