(DUO 606-131) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号606と英文番号131を示している
語源 dis + cour + age + ment
dis- 離れて + cour(=cor ) 心 + -age 場所 + -ment (名詞化)
【シナプス・ポイント】
まずは、cour と -age を繋げると、心の場所 → 勇気 となる。
次に、 dis- 離れて + courage 勇気 を繋げると、
離れた勇気 → 勇気をばらばらにする → …のやる気を失わせる。
最後に、discourage と -ment を繋げると名詞化されて、
やる気をなくさせること、落胆
↳ discourage
(DUO 606-131)dis- 離れて + cour(=cor ) 心 + -age 場所 → 離れた勇気 → 勇気をばらばらにする → …のやる気を失わせる (⇔ encourage …を勇気づける)
接頭辞 dis-, dif-, di-
dis-, dif-, di-
には、「分離」「否定」「反対」というイメージがある。
他にも「否定」「完全に」「外へ」の意味を持つ。
接頭辞 de- も同じような意味を持っているので、かなり紛らわしくなっている。
どちらもラテン語由来なので仕方のないことではあるのだが、dis- の方が「否定」で使われていることが圧倒的に多い。
※かなり多くの単語に使われる接頭辞で、
動詞の前に付く : 離れた、 反対の 意味を持つ。 「離反」と覚えるとよい。
名詞・形容詞の前に付く : 無、不 の意味を持つ。 「不」と覚えるとよい
dis-, dif-, di- の関連語
differ
(DUO 376-79) dif- 離れて + fer 運ぶ → 離れて運ぶ → 異なる
↳ different
(DUO 376-79) dif- 離れて + fer 運ぶ + -ent のような (形容詞化)→ 離れて運ぶような → 異なる
↳ difference
(DUO 376-79) dif- 離れて + fer 運ぶ + -ence こと (名詞化)→ 離れて運ぶこと → 違い
↳ differently
(DUO 376-79) dif- 離れて + fer 運ぶ +-ent のような (形容詞化)+ -ly (副詞化)→ 離れて運ぶように → それとは違って
distinct
(DUO 2125-458) di (=dis-) 離れて + stinct 突く → 離れて突いた → 別々に突いてはっきりさせた → 明瞭な、はっきりと異なる
↳ distinction
(DUO 2125-458) di (=dis-) 離れて + stinct 突く + -ion(名詞化) → 離れて突いたこと→ 別々に突いてはっきりさせたこと →(明確な)区別、差異
↳ distinctive
(DUO 2125-458) di (=dis-) 離れて + stinct 突く + -ive (形容詞化) → 離れて突いたような→ 別々に突いてはっきりさせたような →(他と明らかに違う)独特の
語根 cor, cour
cor, cour には、 「心、心臓」のイメージがある
cor, cour の関連語
courage
(DUO 388-330) cour (=cor ) 心 + -age 場所 → 心に存在するもの→ 勇気
↳ courageous
(DUO 388-330) cour (=cor ) 心 + -age 場所 + -ous (形容詞化) → 心に存在するもののような→ 勇気のある
encourage
(DUO 1531-330) en- 強調 + cour(=cor ) 心 + -age 場所 → 勇気を強調する → …を勇気をづける
↳ encouragement
(DUO 1531-330) en- 強調 + cour (=cor ) 心 + -age 場所 + -ment (名詞化)→ 勇気を強調すること → 励まし、奨励
accord
(DUO 2076-449) ac- 強調 + cord (=cor ) 心 → 相手の心の方へ → 相手の心に合わせる → 一致する、…を一致させる(動詞)/ 調和、一致(名詞)
↳ according
(DUO 2076-449) ac- 強調 + cord (=cor ) 心 + -ing (形容詞化) → 相手の心の方へ→相手の心に合わせるような → 一致した、従った、~によれば
↳ accordingly
(DUO 2076-449) ac- 強調 + cord (=cor ) 心 + -ing (形容詞化)+ -ly(副詞化) → 相手の心の方へ→相手の心に合わせるように → 従って、それに応じて