(DUO 866– 188) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号866と英文番号188を示している
語源 an + noy + ing
an- (=ad-) の方向に + noy 嫌う + -ing(形容詞化)
【シナプス・ポイント】
an- (=ad-) と noy と -ing を繋げると、
の方向に嫌うような → 相手に向かって嫌う気持ちを起こすような → イライラさせる、いらつかせる、迷惑な
↳ annoy
(DUO 866– 188) an- の方向に + noy 嫌う → の方向に嫌う → 相手に向かって嫌う気持ちを起こす → …をイライラさせる、いらつかせる、困らせる(他動詞)/ 困らせる、イライラさせる(自動詞)
↳ annoyance
(DUO 866– 188) an- の方向に + noy 嫌う + -ance(名詞化) → の方向に嫌うこと → 相手に向かって嫌う気持ちを起こすこと → 苛立たしさ、腹立ち、うるさがらせること、頭痛の種
↳ annoying
(DUO 866– 188) an- の方向に + noy 嫌う + -ing(形容詞化) → の方向に嫌うような → 相手に向かって嫌う気持ちを起こすような → イライラさせる、いらつかせる、迷惑な
接頭辞 an-, ad-, as-, ac-, ag-, al-, ap-, at-
ad-, as-, ac-, ag-, al-, an-, ap-, at-
には、「~の方へ、~に」というイメージがある。
意味は、前置詞「to」と同じと覚えておけば良いであろう。
これらの接頭辞は、以下のように数多くの変形パターンがあるが、接頭辞の直後にくる語根のスペルに影響されると認識していれば細かく覚える必要はないであろう。
接頭辞 ad は、後に続く単語のスペルで変形するルールを持っている
ad → ac : c,q,k で始まる単語に付く場合
ad → af : f で始まる単語に付く場合
ad → ag : g で始まる単語に付く場合
ad → al : l で始まる単語に付く場合
ad → ap : p で始まる単語に付く場合
ad → as : s で始まる単語に付く場合
ad → at : t で始まる単語に付く場合
ad → an : n で始まる単語に付く場合
an-, ad-, as-, ac-, ag-, al-, ap-, at- の関連語
aggressive
(DUO 599-130) ag- = ad- ~に向かって(to) + gress 進む + -ive 性質(形容詞化)→ ~に向かって行く性質 → 攻撃的な、強引な
↳ aggression
(DUO 599– 130) ag- = ad- ~に向かって(to) + gress 進む + -ion こと(名詞化)→ ~に向かっていくこと → 侵略、攻撃
allow
(DUO 37-4) al- (=ad-) の方に +low ① (=loco) 置く (put) / ②(=laudo) ほめる (praise) → ① の方に置く → …を与える、…を見越しておく(自他動詞) / ② の方をほめる → …をほめる、…を認める、…を許す(自他動詞)
↳ allowance
(DUO 37-4) al- (=ad-) の方に + low ① (=loco) 置く (put) / ②(=laudo) ほめる (praise) + -ance 状態を表す(名詞化) → ① の方に置くこと → 与えること、配分すること、見越しておくこと → 割当量、手当、小遣い / ② の方をほめること → の方を認めること → 許容、許容値
語根 noy, noc, nox, nuis
noy, noc, nox, nuis は、「嫌う」「害のある」というイメージを持つ
noy, noc, nox, nuis の関連語
innocent
(DUO 1976– 427) in- 否定 + noc 害のある + -ent (形容詞化) → 害のない → 無邪気な、罪のない
↳ innocence
(DUO 1976- 427) in- 否定 + noc 害のある + -ence (名詞化) → 害のないこと → 無邪気、無罪、無垢