convey の語源と意味

Library in Hungary

(DUO 1065- 230) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号1065と英文番号230を示している

スポンサーリンク

語源 con + vey

con- 一緒に + vey (=via) 道 

※ 語根 vey (=via) は、「道」(way)のイメージを持つ

【シナプス・ポイント】
con- vey (=via) を繋げると、
一緒に道を行く → 積み荷と一緒に道を行く → …を運ぶ、 …を運搬する


convey
(DUO 1065- 230) con- 一緒に + vey (=via) 道 → 一緒に道を行く → 積み荷と一緒に道を行く → …を運ぶ、 …を運搬する

 ↳  conveyance
(DUO none)  con- 一緒に + vey (=via) 道 + -ance(名詞化)→ 一緒に道を行くこと → 積み荷と一緒に道を行くこと → 運搬、伝達、輸送機関

接頭辞 con-=com- 

con-=com- , co-, cor-, col-

には、「一緒に(together)」「完全に」、さらには「強意」というイメージがある。
この接頭辞は、使用率がトップクラスの接頭辞である。非常に頻繁に出てくるので、しっかり覚えるとそれだけシナプス効果が高まり、多くの単語を覚えたり、覚えていなくても類推することが可能となる。

con-=com- の関連語

convince
(DUO 888-193) con- 強く + vince 征服する → 強く言い征服する → 説き伏せる → …を納得させる、…をわからせる

 ↳    convincing
(DUO 888-193) con- 強く + vince 征服する + -ing ことの(形容詞化)→ 説き伏せるような → 説得力のある

 ↳    conviction
(DUO 888-193) con- 強く + vict 征服する + -ion (名詞化)→ 説き伏せるようなこと → 確信、信念、有罪判決※
※ 有罪判決の語源は、 convince ではなく、convict 「…に有罪判決を言い渡す」(con 完全に + vict 征服する → 完全に勝つ)

congress
(DUO 593-128) con- 一緒に + gress 進む → 一緒に進む → 進んで一緒になる、議論して一緒に進む → 集合する (動詞) / 国会、大会(名詞)

 ↳     congressional
(DUO 593-128) con- 一緒に + gress 進む + -ion(名詞化) + -al(形容詞化)→ 一緒に進んだ → 進んで一緒になる、議論して一緒に進む → 議会の

conduct
(DUO 1042-226) con- 一緒に + duct 導く → 一緒に導く → …を導く、…を指揮する、…を実施する

 ↳    conductor
(DUO 1042-226) con- 一緒に + duct 導く + -or ひと、もの(名詞化) → 一緒に導くひと → 指揮者、案内係、伝導体

スポンサーリンク

語根 vi, via, vey, voy

vi, via, vey, voy は、「道」(way)というイメージを持つ

vi, via, vey, voy の関連語

obvious
(DUO 1277– 273) ob- ~の方へ + vi 道 + -ous (形容詞化) → 進むべき道に向かっているような → 迷いなく正しい道に向かっている → 明らかな

 ↳  obviously
(DUO 1277– 273) ob- ~の方へ + vi 道 + -ous (形容詞化)+ -ly(副詞化) → 進むべき道に向かっているように → 迷いなく正しい道に向かって → 明らかに

previous
(DUO 1310– 279) pre- 前に + vi 道 + -ous (形容詞化) → 前の道を行く → 前の、前回の

 ↳  previously
(DUO 1310- 279) pre- 前に + vi 道 + -ous (形容詞化)+ -ly (副詞化) → 前の道を行く → 以前は、前もって

trivial
(DUO 2390519) tri 3つの + vi 道(way) + -al ~の(=ラテン語 alis) → 3つの道の → 取るに足らない3つの科目の → 取るに足らない、些細な

※ trivial は、語源の組み合わせだけでは意味不明だ。色々と調べると以下のような説明を見つけた。この単語はラテン語の trivium 由来で、中世の大学の7科目のうち、文法・論理・修辞学の3つを指しており、これらが取るに足らない科目であるとされていることが語源となっている。

via
(DUO 715-156) via 道 → …経由で、(伝達手段として)…を使って