(DUO 1376-294) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号1376と英文番号294を示している
語源 dis + tribute + ion
dis- 離れて + tribute 与える + -ion (名詞化)
【シナプス・ポイント】
dis- と tribute と -ion を繋げると,
離れて与えること → ばらばらに与えること → 配布、分配、配送
↳ distribute
(DUO 1376-294)dis- 離れて + tribute 与える → 離れて与える → ばらばらに与える → …を配る、 …を配送する
接頭辞 dis-
dis- :離れて、否定
dis- の関連語
discuss
(DUO 2387-518) dis- 離れて + cuss 打ち砕く、振り動かす → 離れて打ち砕く → ばらばらに打ち砕くほど話し合う → …について話し合う、…について討論する
↳ discussion
(DUO 2387-518) dis- 離れて + cuss 打ち砕く、振り動かす + -ion(名詞化) → 離れて打ち砕くこと → ばらばらに打ち砕くほど話し合うこと → 話し合い、討論
↳ percussion
(DUO none) per- 完全に + cuss 打ち砕く、振り動かす + -ion(名詞化) → 完全に振り動かすこと → 衝撃、衝突、打楽器
※ 語根 cuss は、「打ち砕く」「振り動かす」意味がある。discuss の意味とかけ離れているようだが、議論することは「打ち合せをする」こと。この打ち合わせの「打ち」に表現されるように、詳細に話し合うことを打って合わせると言うと、なんとなく意味が繋がってくる。
打ち合わせという言葉も、そもそも楽器を打って鳴らして合わせるところから来ているという説もあるので、理解の助けになる。percussion パーカッションは、日本語としても使われているので、語根 cuss のシナプス・ポイントとして覚えておきたい。
discreet
(DUO none) dis- 離れて + creet(=cre) 分ける → 離れて分ける → 分別のある →
思慮深い
※ 接尾辞 dis が「離れて」、語根 cre が「分ける」が合体して日本語の「分別のある」という「分ける」と「別」という言葉が合体したものになるのは非常に興味深い。分別があるから、思慮深いという意味に容易く連想できるのが良い。
disgusting
(DUO 242-49) dis- 反対の + gust 味 + -ing (形容詞化)→ 味から離れたような → 食欲を削ぐような → 気分を悪くさせるような → 不快な、むかつく、ぞっとするような
↳ disgust
(DUO 242-49) dis- 反対の + gust 味 → 味から離れる → 食欲を削ぐ → 気分を悪くさせる→ …を不快にさせる(動詞)/ 嫌悪感(名詞)
語根 tribute
tribute, trib, tribut
は、「与える(give)」「割り当てる」というイメージを持つ。
頻出単語は、以下の関連語 tribute, attribute, contribute, distribute なので、一気にシナプス効果を発揮して覚えてしまおう!
tribute の関連語
tribute
(DUO none) tribute 与える → 与えるもの → 誰かに与えるもの → 貢物、尊敬の言葉
※ tribute は語源なのだが、名詞としてもそのまま現在も使われている。まさに give 与える という意味をポジティブな意味として使われているのだ。
contribute
(DUO 1514-326) con- 一緒に + tribute 与える → 一緒に与える → 皆で与える → …を寄付する、寄与する
↳ contribution
(DUO 1514-326) con- 一緒に + tribute 与える + -ion (名詞化)→ 一緒に与えること →皆で与えること → 寄付、寄与
attribute
(DUO 1257-269) at- ~の方に + tribute 与える → ~の方に与える → 要因を~の方に与える → …を~のせいにする(動詞)/ 特性、属性(名詞)