(DUO 1559-337) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号1559と英文番号337を示している
語源 de + term + ine + ed
de- 離れて + term 区切り、限界 + -ine を行う(動詞化)+ -ed(形容詞化)
【シナプス・ポイント】
de- と term と -ine と -ed を繋げると
離れて区切りをつけるような → 迷いを離して区切りをつけるような → 決心した、決意した
↳ determine
(DUO 1559-337) de- 離れて + term 区切り + -ine を行う(動詞化)→ 離れて区切りをつける → 迷いを離して区切りをつける → …をはっきりと決める
↳ determination
(DUO 1559-337) de- 離れて + term 区切り + -ine を行う(動詞化)+ -ation(名詞化)→ 離れて区切りをつけること → 迷いを離して区切りをつけること → 決心、決意
接頭辞 de-
de-
には、「下に」(down) や「離れて」(apart)というイメージがある。
他にも「否定」「強意(完全に)」「外へ」の意味を持つ。
接頭辞 dis- も同じような意味を持っているので、かなり紛らわしくなっている。基本はde- も dis- も同じ語源の接頭辞である。
そのため、意味はほぼ同じではあるが、dis- の方が「否定」で使われていることが圧倒的に多い。
de- の関連語
defense
(DUO 1931-418) de- 下に + fense 打つ(strike) → 打って下すこと → 打ち退けること → 防衛、防御 (⇔ offense 不快、非行、違反)
※ fense = fend, fenc, fens, fest (strike)
fencing フェンシングは、相手を打つスポーツなので、イメージしやすいでしょう。
↳ defend
(DUO 1931-418) de- 下に + fend 打つ(strike) → 打って下す → 打ち退ける → …を守る、…を弁護する
↳ defensive
(DUO 1931-418) de- 下に + fens 打つ(strike)+ -ive (形容詞化)→ 打って下すような →打ち退けるような → 防衛(上)の(⇔ offensive 攻撃の)
↳ offend
(DUO 2316-498) of-(=ob-) ~に対して + fend 打つ(strike)→ ~に対して打つ → …を不快にさせる、気分を害する、法に反する
↳ offensive
(DUO 2316-498) of-(=ob-) ~に対して + fense 打つ(strike)+ -ive (形容詞化)→ ~に対して打つような → 不快にさせる、失礼な、攻撃の
↳ offense
(DUO 2316-498) of-(=ob-) ~に対して + fense 打つ(strike)→ ~に対して打つこと → 違反、罪、攻撃陣
日本語化されたオフェンスという単語は、スポーツをやっている人には普通に「攻撃」という意味をなすと思われるだろうが、語源の流れを見てわかるとおり、何かに対して打つという意味で、人を不快にさせるような、であるとか失礼なというマイナスのイメージをコアとしている点に注意。
「攻撃的」な意味もあるのだが、自分勝手に相手のことを無視して攻撃するようなイメージであるため、日本語化されたオフェンシブの使い方とはかなり違うことを覚えておこう。
語根 term
term は、 「区切り」「限界」というイメージを持つ
term の関連語
term
(DUO 754-165) term 区切り、境界、限界 → (定められた)期間、(契約などの)条件、人間関係
↳ terminal
(DUO 754-165) term 区切り、境界、限界 + -inal (形容詞化)/(名詞化)→ 限界の → 末期的な、終点の、終わりの(形容詞)/ 終着駅、始発駅、ターミナル(名詞)
↳ terminate
(DUO none) term 区切り、境界、限界 + -ate (動詞化)→ 限界にする → …を終わらせる