eloquence の語源と意味

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(DUO 1620-350) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号1620と英文番号350を示している

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語源 e + loqu + ence

e- (=ex-) 外に + loqu (=log) 話す + -ence (名詞化)

【シナプス・ポイント】
e- loqu (=log) と -ence を繋げると
外に話すようなこと → 演説のようなこと → 雄弁


eloquent
(DUO 1620-350) e- (=ex-) 外に + loqu (=log) 話す + -ent(形容詞化)→ 外に話すような → 演説のような → 雄弁な、説得力のある

接頭辞 ex- 

ex-
には、「外へ(out)」「越えて」「外に出す」というイメージがある。
基本形は ex- だが、後ろに続く語幹部分の先頭が力強い音(有声子音)時に、 e- となることがある。(例: emit, eject , evaluate )
※ハイフン必須の単語では、意味は「前」「元」という意味となる。

ex-  の関連語

enormous
(DUO 703-153)e- 外に + norm 基準 + -ous (形容詞化) → 基準の外の → 基準外の → 規格外の → 莫大な、巨大な

erect
(DUO 2001– 433)  e- 外に + rect まっすぐな → 外にまっすぐ → 直立させる → …を建てる、…を築く(動詞)/ 直立した(形容詞)    

erupt
(DUO 1149-247) e- 外に + rupt 壊れた →外に壊れた → 破って外へ出る → 噴火する、勃発する

 ↳  eruption
(DUO 1149-247) e- 外に + rupt 壊れた + -ion こと(名詞化)→ 外に壊れたこと → 破って外へ出ること → 噴火、勃発  

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語根 log, loqu, leg, logy, logi

log, loqu, leg, logy, logi は、「話す」(=speak)を元の語源としている。

そこから「言語」「思想」「学問」のイメージを持つようになっており、「言葉」「理性」をコアイメージとして理解するとわかりやすい。
つまり、単なる言葉を話すというだけでなく、理性を持って話すことから、論理、概念、理論、思想などに繋がっている。

log, loqu, leg, logy, logi の関連語

apologize
(DUO 2426-528) apo- ~離れて(=off) + log 話す  + -ize(動詞化)~ 何かから離れて話す → 罪から離れるために話す → 謝罪する

 ↳    apology
(DUO 2426-528) apo- ~離れて(=off) + log 話す  + -y (名詞化)~ 何かから離れて離すこと → 罪から離れるために話すこと → 弁明、釈明、謝罪

dialogue
(DUO 2035-440) dia- 横切って、間の + log 話す + -ue (名詞化)→ 人を横切って話すこと → 対話、話し合い

logic
(DUO 395-83) log 話す、論述 + -ic (名詞化)→ 論述すること → 論理、論理学

 ↳  logical
(DUO 395-83) log 話す、論述 + -ic (名詞化) + -al (形容詞化)→ 論理に基づく → 論理的な、筋の通った、論理に関する