(DUO 1429-307) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号1429と英文番号307を示している
語源 fac + ility + ate
fac 作る + -ility 可能性(名詞化)+ -ate(動詞化)
【シナプス・ポイント】
fac と -ility と -ate を繋げると、
作ることが出来るようにする → …を容易にする(make…easier)、…を促進する、…を手助けする
↳ facility
(DUO 1429-307) fac 作る + -ility 可能性(名詞化)
作ることを可能にすること → 作ることが出来ること、もの → 施設、設備、器用さ、便利さ
語根 fit, fic, fac, fect
fit, fic, fac, fect, feat は、 「する」「作る」というイメージを持つ
fit, fic, fac, fect, fit の関連語
defeat
(DUO 414-87)de- 下に + feat する(make, do) → 下にする → 下す → …を打ち負かす、…に勝つ、…をくじく
defect と defeat は同じ語源由来であるので、ここでひとまとめに関連させて覚えてしまおう。
defect
(DUO 480-100)de- 離れて + fect 作る → 離れて作る → 完全からかけ離れて作る → 不完全に作る → 欠陥、障害
↳ defective
(DUO 480-100)de- 離れて + fect 作る + -ive (形容詞化)→ 離れて作るような → 完全からかけ離れてつくるような →不完全に作るような → 欠陥のある
faculty
(DUO 471-98) fac する、作る + -ulty 可能性(名詞化) → 作ったり行動する能力 → 行動する力や能力、知識における能力 → 行動力、能力、(知識の能力を有する)教授陣、(特定の知能を必要とする)学部
※ faculty のコアイメージは、作る・することの能力であり、行動力や能力という意味はわかりやすいが、学部や教授陣は唐突な感じがして違和感を感じる。しかし、「する、つくる」という大本のイメージからの派生の過程において「知識における能力」というイメージが加わり、専門的な知識の能力やそれを持つ人をイメージするようになったので、学部や教授陣といった意味を有するようになったようだ。上記のシナプス・ポイントは少し意訳しているが、あくまでも派生の過程における変遷なので、難しく考えずに覚えてしまおう!
effect
(DUO 234–48) ef- (=ex-) 外に + fect 作る・作用する → 外に作る → 作り出した → 作り出した結果 → 効果、結果、効力(名詞) / …を発効させる、…をもたらす、…を達成する(動詞)
↳ effective
(DUO 234–48) ef- (=ex-) 外に + fect 作る・作用する + -ive ような(形容詞化)→ 作り出した結果のような → 効果的な、効果がある
↳ effectively
(DUO 234–48) ef- (=ex-) 外に + fect 作る・作用する + -ive ような(形容詞化) + -ly(副詞化)→ 作り出した結果のように → 実際の効果としては → 実質的には
fiction
(DUO 47-10) fic 作る+ tion こと (名詞化)→ 作り話、虚構(⇔ fact 事実 DUO 47-10)