(DUO 1790-389) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号1790と英文番号389を示している
語源 dis + ap + point
dis- 否定 + ap- ~の方に + point 指す
【シナプス・ポイント】
dis- と ap- と point を繋げると、
指名しない → 指名しないで失望させる → …をがっかりさせる
↳ disappointment
(DUO 1790-389) dis- 否定 + ap- ~の方に + point 指す + -ment (名詞化)→ 指名しないこと → 指名しないで失望させること → 失望、失望させるもの
接頭辞 dis-, dif-, di-
dis-, dif-, di-
には、「分離」「否定」「反対」というイメージがある。
他にも「否定」「完全に」「外へ」の意味を持つ。
接頭辞 de- も同じような意味を持っているので、かなり紛らわしくなっている。
どちらもラテン語由来なので仕方のないことではあるのだが、dis- の方が「否定」で使われていることが圧倒的に多い。
※かなり多くの単語に使われる接頭辞で、
動詞の前に付く : 離れた、 反対の 意味を持つ。 「離反」と覚えるとよい。
名詞・形容詞の前に付く : 無、不 の意味を持つ。 「不」と覚えるとよい
dis-, dif-, di- の関連語
distinguish
(DUO 2125-458) di (=dis-) 離れて + sting 突く + -ish (動詞化) → 離れて突く → 別々に突いてはっきりさせる → …を区別する、…がはっきりわかる
↳ distinguished
(DUO 2125-458) di (=dis-) 離れて+ sting 突く + -ish (動詞化)+ -ed (形容詞化) → 離れて突くような →別々に突いてはっきりさせるような → 傑出した、著名な
distribute
(DUO 1376-294)dis- 離れて + tribute 与える → 離れて与える → ばらばらに与える → …を配る、 …を配送する
↳ distribute
(DUO 1376-294)dis- 離れて + tribute 与える → 離れて与える → ばらばらに与える → …を配る、 …を配送する
接頭辞 ad-, as-, ac-, ag-, al-, ap-, at-
ad-, as-, ac-, ag-, al-, ap-, at-
には、「~の方へ、~に」というイメージがある。
意味は、前置詞「to」と同じと覚えておけば良いであろう。
これらの接頭辞は、以下のように数多くの変形パターンがあるが、接頭辞の直後にくる語根のスペルに影響されると認識していれば細かく覚える必要はないであろう。
ad-, as-, ac-, ag-, al-, ap-, at- の関連語
assume
(DUO 1047-227) as の方へ + sume 取る(=take) → の方へ取る → の方を受け取る、受け入れる → …だと考える、…だと思い込む、…と推測する、…を引き受ける
↳ assumption
(DUO 1047-227) as の方へ + sume 取る(=take) + -tion(名詞化) → の方へ取ること → の方を受け取ること → の方だと思い込むこと → 仮定、推定、決めてかかること
※ 接頭辞 as- は、接頭辞 ad- の変形したもの。接頭辞直後の語根の先頭のスペルが s であるため、ad- が as- に変化している
assure
(DUO5-2) as-(=ad) その方向へ、を加える + sure 確実な、安心な → 安心な方向へ、安心さを加える → 安心であることを認識する → …を保証する、断言する
↳ assurance
(DUO5-2) as-(=ad) その方向へ、を加える + sure 確実な、安心な + -ance こと(名詞化)→ 安心な方向へ、安心さを加える → 安心であることを認識すること → 確約
語根 point
point は、「指差す」「点」というイメージを持つ
point の関連語
appoint
(DUO 2039-441) ap- ~の方に + point 指す → ~の方に指をさす → ~の方に指をさす → …を指名する、 …を任命する
↳ appointment
(DUO 2039-441) ap- ~の方に + point 指す + -ment (名詞化) → ~の方に指をさす → ~の方に指をさして決めること → 任命、取り決め、約束、予約
viewpoint
(DUO none) view 見る + point 点 → 見る点 → 観点、見解