(DUO 2476– 538) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号2476と英文番号538を示している
語源 in + de + cis + ive
in- 否定 + de- 離れて + cis 切る(cut)+ -ive (形容詞化)
【シナプス・ポイント】
in- と de- と cis と -ive を繋げると
考えを断ち切っていないような → 決断力のない、優柔不断な
↳ decide
(DUO 522-110) de- 離れて + cide 切る → 切って離す → 他の選択肢を切り離す、悩みを断ち切る → …を決心する、…を決定する
↳ decisive
(DUO 522-110) de- 離れて + cis 切る + -ive の、のような(形容詞化)→ 悩みを切り離すような → 決定的な、決断力のある
↳ decision
(DUO 1990-430) de- 離れて + cis 切る(cut)+ -ion こと(名詞化)→ 悩みを切り離すこと → 決定
接頭辞 in- ,im- の持つ意味
in- ,im-
には、「否定」「中に」というイメージがある。
in- ,im- 「否定」「中に」の関連語
inspect
(DUO 479-100) in- 中へ + spect 見る → 中を見て調べる → …を調査する、を検査する、視察する
instruct
(DUO 1699-367) in- 中に + struct 建てる、築く → 中に築き上げる → やるべきことを中に築く → …に指示する、…を指導する
↳ instruction
(DUO 1699-367) in- 中に + struct 建てる、築く + -ion こと(名詞化)→ 中に築き上げること → やるべきことを中に築くこと → 指導、指示
接頭辞 de-
de-
には、「下に」(down) や「離れて」(apart)というイメージがある。
他にも「否定」「強意(完全に)」「外へ」の意味を持つ。
接頭辞 dis- も同じような意味を持っているので、かなり紛らわしくなっている。基本はde- も dis- も同じ語源の接頭辞である。
そのため、意味はほぼ同じではあるが、dis- の方が「否定」で使われていることが圧倒的に多い。
de- の関連語
desert
(DUO 2239-482) de- 離れて + sert つなげる(join) → つながりを離す → 見捨てられる、見捨てられた土地 → …を捨てる(動詞)/ 砂漠、不毛
determine
(DUO 1559-337) de- 離れて + term 区切り + -ine を行う(動詞化)→ 離れて区切りをつける → 迷いを離して区切りをつける → …をはっきりと決める
↳ determined
(DUO 1559-337) de- 離れて + term 区切り + -ine を行う(動詞化)+ -ed(形容詞化)→ 離れて区切りをつけるような → 迷いを離して区切りをつけるような → 決心した、決意した
↳ determination
(DUO 1559-337) de- 離れて + term 区切り + -ine を行う(動詞化)+ -ation(名詞化)→ 離れて区切りをつけること → 迷いを離して区切りをつけること → 決心、決意
語根 cide, cise, sci
cide, cise, sci は、「切る」「殺す」というイメージを持つ
cide, cise, sci の関連語
scissors
(DUO 495-104) sci- 切る + -or もの(名詞化)→ 切るもの→ ハサミ
※ハサミは、刃が2枚組み合わさっているので、一つのハサミでも複数形 scissors となるので注意
suicide
(DUO 1857-403) sui- 自分 + cide 切る → 自分自身を切ること → 自殺
※sui- = self 、se となるが、自分を表す sui- は、suicide くらいなので、シナプス効果がないことから、cide で派生させて単語を覚える方がよい。
concise
(DUO 728-159) con- 完全に、強意 + cise 切る → 完全に切る → 不要なものを切り除く → 簡潔な
precise
(DUO 756-165) pre- 前に + cise 切る → 前もってその通りに切っておくこと → 厳密な、正確な