(DUO 2339–505) ※これはDUO3.0の英単語見出し番号2339と英文番号505を示している
語源 re + co + gni + ze
re- 再び・後ろへ・強意を持つ + co- 一緒に + gni 知る + -ze (動詞化)
【シナプス・ポイント】
re- と co- と gni と -ze を繋げると
完全に共に知るようにする → …を認める、…が誰だかわかる、…を認識する
↳ recognition
(DUO 2339-505) re- 再び・後ろへ・強意を持つ + co- 一緒に + gni 知る + -tion(名詞化)→ 完全に共に知るようにすること → それとわかること、承認
接頭辞 re-
re- : 再び(again)・強意、後ろへ・反対に(back,backward)
接頭辞の re- は、繰り返しや再びという意味やそれによる強意や、後ろや反対という意味を持つ単語を表す。
re- の関連語
receive
(DUO 1607-348) re- 後ろに + ceive つかむ → 後ろにつかむ → …を受け取る
↳ reception
(DUO 1607-348) re- 後ろに + cept つかむ + -ion(名詞化) → 後ろにつかむこと → 受け入れること、歓迎(すること)、正式の宴会
↳ receptionist
(DUO 1607-348) re- 後ろに + cept つかむ + -ion(名詞化)+ -ist ひと(名詞化)→ 後ろにつかむことをする人 → 受付係
↳ receipt
(DUO 1607-348) re- 後ろに + ceipt(=ceive) → 後ろにつかむこと → 受領、領収書
resist
(DUO 1713-371) re- 反対に + sist 立つ → 反対に立つ → 反対の立場に立っている→ 抵抗する、反対する
↳ resistance
(DUO 1713-371) re- 反対に + sist 立つ + -ance (名詞化)→ 反対に立つこと → 反対の立場に立っていること → 抵抗
接頭辞 co-
co- (=con-, com-, cor-, col- ) : 「一緒に(together)」 「完全に」「強意」
co- の関連語
collapse
(DUO 1985-429) col- 一緒に + lapse 滑る → 一緒に滑る → まとめて滑る → 崩壊する、崩れる、卒倒する(動詞)/ 崩壊、挫折(名詞)
corrupt
(DUO 1879-406) cor-(=com-, con- ) 完全に + rupt 壊れた → 完全に壊れた → 腐敗した、堕落した
↳ corruption
(DUO 1879-406) cor-(=com-, con- ) 完全に + rupt 壊れた + -ion こと(名詞化) → 完全に壊れたこと→ 汚職、不正、贈賄
collapse と corrupt は、非常に紛らわしい単語で、覚えにくい。しかし、上記のように語源で認識しておくと簡単に違いを覚えられる。
語根の lapse「滑る」と rupt「壊れた」さえわかれば、接頭辞はそれぞれの語根のスペルの先頭に合わせてcon- が変形するだけで、とてもわかりやすい。
これこそ有意義なシナプス・ポイントだ!
語根 gni, gno
gni, gno は、「知る」というイメージを持つ
gni, gno の関連語
ignore
(DUO 679-146) ig- 否定(=not)+ gno(re) 知る → 認識しない → …を無視する、…に気づかないふりをする
↳ ignorant
(DUO 679-146) ig- 否定(=not)+ gno(r) 知る + -ant(形容詞化) → 認識しないような → 無知な、(知っているべきことを)知らない
↳ ignorance
(DUO 679-146) ig- 否定(=not)+ gno(r) 知る + -ance(名詞化) → 認識しないこと → 無知、知らないこと